目次
ダイレクトメールやニュースレターをご自身で作成するより、安価で高い反応率が得られる。
それに加えて売上も上がる。
そういった企画をご提供させていただいております。
今回もそういった事例をご紹介したいと思います。
無料講座の案内を怪しさゼロで伝える方法
ニュースレターというかたちで、通信紙をお配りされている整骨院・鍼灸院さんは結構多いと思います。
一方で頑張って続けているのに、あまり売上になっていない。
そういったお悩みを抱えていらっしゃる方も、結構多いと思います。
やはり直接的に売り上げに繋がった方が、お互いに良い関係を築けるとは思います。
患者さんにとっては体調改善の助けになりますし、整骨院の先生にとっても売上になる。
そういった関係を築けるようなニュースレター・ダイレクトメールセットの作り方について、お話したいと思います。
まずはニュースレターを出す以上、せっかくですから何か購入していただきたい。
たとえば新規の患者さんをご紹介していただく。
あるいは足が遠のいている患者さんにまたお越しいただくなど。
そういったことがある方が嬉しいと思います。
そのためによく使うのは、無料体験講座です。
今回は「腰痛の解消講座」という企画を例にさせていただきます。
今回のニュースレターは、当社のメソッドを使って作成させていただいております。
整骨院さんからいただいた原稿は、箇条書きの状態です。
当社ではその状態から、ニュースレターになるよう編集しながら内容を膨らませて作成しております。
さて本題に戻りますが、整骨院さんの腰痛講座に関するニュースレター。
受け取った患者さん側からすると、抵抗感を持たれがちです。
「無料と言っておきながらどうせ売り込まれるんだろう」
と疑念を持たれる方は多いでしょう。
そのような抵抗感を持たれてしまうと
「行かない方が良いんじゃないの?」
「どうせ売り込まれるよ」
とご家族に反対されてしまうわけです。
そう思われないために
「売り込み以外の有益な情報があるかもしれない」
と患者さんたちに期待感を持っていただかなければいけません。
その方法として、ハガキを出す。
一見安価で良いように思えます。
しかしながら、信頼関係をハガキ一枚で築き上げることは難易度が高いです。
最終的に売上が上がったとしても経費を差し引いた残り利益を考えた場合。
ハガキは結構不利かもしれません。
やはりこういう場合は、封筒でお送りした方が良いかと思います。
封筒に入れるものは2種類。
売り込みの手紙(セールスレター)とセットでニュースレターも送る。
そうすることで整骨院さんと患者さんとの間に、より強固な信頼関係を築きやすくなります。
一つ目の手紙は、売り込み用の手紙。
これによって、無料講座に参加するハードルが低くなるのです。
当日予約が取りやすい展開になるため、この方法は、今特にオススメしている方法になります。
整骨院さんの来院につながるニュースレターの作り方
二つ目の手紙はニュースレター。
こちらには、肝心の無料講座内容についてヒントが隠されています。
ではその重要な内容が掲載されているニュースレターは、どのようにして作るか。
先ほどもお伝えした通り、最終目的は患者さんが無料講座に参加すること。
一つ目の売り込み用手紙が、無料講座に参加するためのハードルを下げるもの。
二つ目の手紙は、信頼性を高めるためのものです。
言い方を変えますと、患者さんに対して信頼性を高めるためのツールとしてニュースレターが必要であるということ。
そのため、ニュースレターには患者さんの信頼性を高める内容だけを記載すれば良いのです。
なかでも信頼性に結びつけやすい情報としてオススメなのは、社会貢献活動です。
たとえば「こども園さんにマスクを寄付しました」のような貢献活動があると、院に対して好意的に思っていただきやすいと思います。
あるいは患者様のコメント等を載せると
「こういう症状で来ている人がいるんだ」
「こういう解決もされているんだ」
とご支持を受けやすいです。
ニュースレターの作り方で腰痛の人からお礼の電話がかかってきます
今回は新潟の整骨院さんの事例ですが、反響率アップが顕著でした。
とくに腰痛解消講座については、参加された方全員にご予約を入れていただくことができた。
そのうえリピートもしていただけている。
加えて、参加に至らなかった方からもお礼の電話がかかってくる。
こちらの整骨院さんはこれまでニュースレターをほとんど出しておられませんでした。
今回整骨院さんのご要望に沿ったニュースレターの出し方を企画提案した結果、患者さんからお礼の電話がかかってくるようになったそうです。
ニュースレターの出し方を変えたことで信頼性が上がったという嬉しいご報告をいただきました。
ではどういうメカニズムでやっているのか。
内容については先ほどのように信頼性を上げる。
この時、注意点があります。
整骨院の先生がやりがちなことなのですが、お説教のようなストレッチの話を長々と書いてしまう。
たとえば「寒い日はこうしましょう!」といった内容。
ニュースレターの裏表二面の中で患者さんに「気をつけてね」と呼びかけている箇所は少しだけです。
今回この項目は、本当はなくても良い内容です。
患者さんに伝えたい「気をつけてね」の内容は長文ではなく、ポイントのみを短文で掲載しています。
ストレッチに関する内容等は今回に関しては一切掲載しておりません。
絶対に書かないでという意味ではありませんが、ストレッチの情報ばかりだと正直読み手はしんどくなると思います。
ですので、できるだけ親しみやすい記事にします。
そして院としては患者さんに無料体験講座に来ていただきたいわけですが、講座内容を載せるべきはあくまでもセールスレターやダイレクトメールの方です。
ニュースレターにはあえて載せませんし触れてもいません。
なぜそうしているのか?
簡単にいえば、セールスレターやダイレクトメールで講座内容が掲載されているのに同じ内容をニュースレターでも取り上げる。
くどいですよね。
患者さんから「売り込まれるんじゃないの?」と煙たがられてしまいます。
そのため、あえてニュースレターの方ではセールスレターやダイレクトメールに掲載されている講座内容は掲載しない。
そういうかたちで対応しています。
しかしニュースレターをよく見ていただくと、無料講座を行なっている光景の写真が掲載されています。
実はこの写真を見ていただくことが、患者さんにとって講座参加に対する抵抗感が消える要素になるのです。
患者さんには、セールスレターから読んでいただき
「こういった講座があるんだ」と認識をしていただく。
「売り込みかな?」と思われつつも、ニュースレターにも目を通していただくことによって、信頼性を上げる。
こういう工夫をすることで、講座の開催履歴を見てもらい
「いろいろな無料講座をやってるんだな」
「社会貢献もしているんだな」
と好意を持っていただく。
プラスのイメージを持ってもらうことで、無料講座へ参加しやすくなるわけです。
つまり、ニュースレターは無料講座への参加ハードルを下げることにもつながります。
今回の事例では参加ハードルが下がるという、大きな成果が出たと大変嬉しいお言葉をいただきました。
まとめますと、既存の患者様・お客様が多くいらっしゃる方はダイレクトメール。
ダイレクトメールで反応が起きてきたらニュースレター。
とくに閑散期に信頼関係を築く手段としてオススメですので、ぜひご利用いただければと思います。
「整骨院さんが腰痛の無料講座を集めるためのニュースレターの作り方」の動画版はこちら。