DMをヒットさせるためにデザイン会社に伝えるべき最も重要な要素について

ヒットDMの作り方

ヒットするダイレクトメールの企画からデザインまで担当しています。
マイスターサポート代表の島田と申します。

今回お伝えしたい内容は、
『DMをヒットさせるためにデザイン会社に伝えるべき最も重要な要素』についてです。

DMで売り上げが上がってない人はここができてない


大抵の場合、ダイレクトメール作成印刷屋さん・デザイン屋さんに依頼されることが多いと思います。

しかし今までダイレクトメールの売上がなかなか上がっていない
依頼したことがないという人の場合

こういったことに気をつければ、印刷屋さん・デザイナーさんとのコミュニケーションがうまくいくのではないか
そういったお話です。

デザイナーさんにDMを依頼すると、見た目が綺麗なものを作ってくれる。
しかし、それで必ずしも良い反応を得られるとは限らないです。

かといって、その完成品・出た反応を見てもどこを変更したら良いか説明がしにくい
その結果「このDM企画はダメだったね」ということで、お蔵入りになっていくこともあると思います。

しかし仮に「こういう風に変更してね」と指示ができるとしたら、反応も修正できるのではないでしょうか。

逆に言うと、デザイン会社さんに全部丸投げしてしまう。
それよりもデザイン会社さんの守備範囲ではない、広告企画の部分。

マーケティングに関しては、ご自身で用意しなければいけないと思います。

DMのデザインで人任せにできない重要なポイント

まず結論から言いますと、広告屋さん・デザイナーさんにDMの作成をお任せする。
それ自体は問題ありません

しかし文章の内容や要素の配置計画に関しては別です。

たとえば記載する文章を用意したり、紙の指定位置に画像を置いてほしいだったり。
この辺りはご自身で用意していただく必要があります

配置計画を用意せずにデザイナーさんに任せきりにしてしまうと、実はヒットしづらい

ご自身で用意するからこそ、ヒットする広告になります

DMのデザインで間違ってしまう根本的な原因

餅は餅屋ということで
プロの人に全てお任せした方が正しい広告ができるのでは
と思われるかもしれません。

しかし、これには根本的な見落としがあります。

そもそもデザイナーさんにとって、クライアントはあなた
つまり発注元の意見を第一に尊重します。

対して発注元側。
つまりあなたにとってのクライアントは、広告の読み手ですね。
その広告を使って、商品の購入を検討している人に反応してもらうことが目的

しかしデザイナーさんは、あなたが反応する広告を作りたい。

これが落とし穴なわけです。

彼らとしては広告がヒットするかしないか以前に、印刷する前のデザインにOKが出ないと先へ進めません
ですので、広告のヒットよりも印刷のOKを貰うことに傾注してしまいます。

となると、やはりクライアント受け。
つまり発注者受けが良い、カラフルで見た目が綺麗な広告をどうしても作ってしまいます。

たとえばイラストが多い広告など作ってしまいますよね。

そういった広告作りを続けている場合

だんだん本当に購入していただきたい読み手を無視した、別次元のこだわりを重視してしまうようになります。

クライアントさんが「赤文字を大きくしたい」と言えばそれに従いますが、読み手が「読みにくい」と感じても関係ない

「そこに置くのは文字じゃなくて日付だよ」という配置計画を、どんどん逸脱してしまう
そういうことが、やはり少なくないかなと思います。

つまり商品を購入してもらう読み手・お客様の視点配置計画だったり、写真などの広告要素を渡す

キャンペーンの企画を考える

そうでないと、綺麗なだけで見当外れなデザインがどうしてもできてしまいます

ですので、広告がヒットしていない。
「デザイナー任せだな」と感じる方は、今後意識を変えていただくをことを強くお勧めします

やはりデザイナーさんも仕事なので、ご自身の仕事を早く終わらせなければいけない
当然クライアントさんを怒らせるわけにもいかない。

そのため、どうしてもクライアントさんの受けだけを見てしまいます。
ですので発注側を見て善悪を判断してしまう

仕事の仕組み上、こういった問題は避けられないのだと思います。

そして、商品を購入していただくのは読み手の方。
その制作段階でお客様の視点に立てるのは、発注元であるあなただけです。

ここを忘れてしまうと、どんどん違う広告・当たらない広告に真っ直ぐ向かってしまうということになりかねないです。

広告デザインにおけるデザイン会社と依頼主(あなた)の関係性は、大工さんと建築士さんの関係で言うと分かりやすいかと思います。

広告のデザインをする人が現場の大工さん
綺麗にする作業・作り上げる作業を一生懸命やっていらっしゃる。

そして建物の図面
全体的にこうやったら建物がうまくいくんじゃないか。
構造計算して丈夫な家が立つんじゃないか。
そういったことは建築士さんがやってくれます。

それを広告デザインに置き換えたとき
建築士さんに当たる部分をほぼ独力でやられている。
あるいは先ほどもお話したように、業者さんに丸投げしてしまっている。
これがうまくいかない原因です。

ですので、DMをデザインする前に広告を一緒に考えてくれる方
いわゆるマーケターと呼ばれる方。
そういった方がいらっしゃれば上手くいきやすいというのが、経験上あります。

当社ではマーケティング路線の施策もいろいろご提案しております。

もし他所で頼まれる場合、その業者さんにマーケティング視点があるかどうかがポイントです。

そういう視点をもつパートナーを見つけられるかどうかは、かなり重要な部分ではないかなと思います。

今回のお話は以上です。

「DMをヒットさせるためにデザイン会社に伝えるべき最も重要な要素について 」の動画版はこちら。

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