中小企業経営者必見:広告デザインで成功する色選び

チラシで当たる人当たらない人
大阪を拠点に、広告の企画設計からお客様と共に、より効果的な広告物をデザインするマイスターサポートの代表、島田と申します。

今回お話したいテーマは、「広告物における色の選び方」です。

色組み合わせの罠:広告効果を損なうリスク

色の組み合わせは非常に重要で、使い方によって広告の効果が大きく変わります。

良い色と避けるべき色が存在し、広く使われているものの、実は効果を低下させることがあるのです。一般的には多彩な色を使うことが正しいとされがちですが、実は逆効果になることがあるのです。
これについて詳しく説明します。

私たちはお客様の広告制作を幅広く手掛けており、特にチラシポスティングなどの媒体において実験を行いました。

その結果、多くの人々が効果的だと考えているものの、実は非常に効果の低いケースがあることが明らかになりました。
具体的に言うと、色の使い過ぎがその原因でした。

多くの場合、デザイン会社から提案される広告には、赤、青、黄色、緑など、鮮やかな色が多く使用されています。しかし、これらの色を同時に4色以上使用することは、広告の効果を減少させることがあります。

カラフル広告の落とし穴:デザインが効果を低下させる

デザイナーさんたちは、この4色使いを止められません。
それはなぜでしょうか?

見た目が良く、派手で納得性があり、使い勝手が良いからです。
そして、クライアントからの受けとても良いのです。

しかし、実際には、顧客受けの良いカラフルな広告を使用しても、効果を得られないことがあります。この情報は、デザイナーさんたちにはあまり知られていないのが現状です。

実際に色の使用と広告反応を計測した結果、ほとんどの場合、4色以上の使用は広告の反応を低下させることがわかりました。

デザイン会社のジレンマ:カラフル広告とコーポレートカラーの対立

解決策は、メインの色とサブの色を使って多色使いを抑えることです。メインの色は1色で、サブの色と文字色を加えると、3色になります。
ただし、黒を除外して考える場合、2色が最適です。

この2色は、赤と青のような対照的な補色関係である必要はありません。似たような同系統の色であっても構わないのです。

メインの色の選定は通常、会社のコーポレートカラーに基づいて行われます。しかし、この色と合わない写真を使用する場合、バランスが崩れることがあります。
例えば、コーポレートカラーが青なら、写真も青や関連する色を含むものを選ぶ必要があります。

しかし、実際の状況では、デザイナーたちはクライアントからコーポレートカラーを無視した写真の使用を求められることもあります。このジレンマは難しいものです。こうした問題に対処するためには、設計段階でデザインの調整が必要です。

こうした場面で、デザイン会社の担当者が依頼主に
「コーポレートカラーと写真の色が合わないですが、どうしましょうか?」
というように話を持ちかけることは、あまり一般的ではありません。通常、指示通りに制作されることが多いのです。

広告効果の秘訣:メイン色とサブ色の最適なバランス

しかし、このような状況で色の組み合わせを工夫する方法があります。

例えば、写真のメインの色を活かしつつ、コーポレートカラーを尊重し、必要に応じて強調色を追加することで、4色以上の使用にならないように調整できます。

また、人物写真の場合、服の色を変更することや、商品の場合は背景の色調整を行うことで調整することができます。一貫性を保ちつつ、1色でまとめる方法も考えられます。
つまり、テーマカラーの割合が重要なのです。

まとめますと、広告デザインにおいては、原則として2色を使い、写真の色もこれに合わせる必要があります。そうしないと、広告の反応が低下する可能性があります。テーマカラーの割合に気をつけると良いでしょう。

さいごに

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今回は以上です。

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