お客様(役を演じるモデルさん)が商品の効能を享受している表情なのか、社長さんが商品を夢中になって作っている眼差しなのか、とにかく売りたい商品に関わっている人の熱量を感じる写真が一番です。
そういう意味では住宅も健康食品でもモノ撮りに終始してしまうのがいかに勿体無いことか!
物撮り用のカメラマンから人物撮影に適したカメラマンにチェンジしてみましょう。
写真館から出てこないカメラマンは必要ありません、ブライダルやイベントを撮影してる動けるカメラマンだと良い表情を引き出す経験が豊富かもしれません。
意外と良い写真が撮れることが多いんじゃないでしょうか~。
どんな広告でも、読んでもらえないことには始まりません。
例えそれが「現金を配ります」レベルの店頭に並ばないとアホだというぐらいの強烈なメリットがある広告だとしても、読んでもらえないことには反応が得れれません。
特に新聞折込チラシの場合、手に取ってもらってから具体的にキャッチコピーを読んでもらうにはある種の壁が存在します。
その「読む·読まないの壁」をどう越えるかがチラシづくりの第1ポイントになるわけで、そのために紙質を変えたり、配布日をテストしたり日夜努力と検証を続けてらっしゃることと思います。
そして「読む·読まないの壁」を乗り越える有効な手段の一つに写真があります。
言葉の説明を読む前に、言語よりもっと簡単な方法で「この広告は読む価値があるんですよ」と読み手の直感に訴えかける必要があるのです。
そうなんです、広告って実はキャッチコピーより写真の方が重要なんです。
広告の本文を読む前に写真に目がいくように配置計画は設計しなければならないし、広告を読む価値があると本能的に感じ取ってもらえるような写真を用意する必要があります。
「本能的に広告を読む価値があると読み手に感じ取ってもらうような写真」。
またとんでもない課題ですよね。
とはいえ読み手に感じ取ってもらえる写真ですから、一定のパターンがあるのは間違いないです。
少なくとも風景画では何も伝わらないのがお分りいただけると思います。
ほとんどの場合人が中心に撮られていて読み手に何かを訴えかけるパターンになろうかと思います。
よく運動器具のように自分が操作する商品は具体的な利用シーンより、操作者が極力写り込まない方が良いと言われてた時期がありましたが、基本的にそれは誤解です。
同じスポーツバイクをどんなに格好良く撮影するより、Dr.ロッシ(今尚圧倒的な人気を博す伝説的なライダー)がシートにもたれかかって親指を立ててる写真の方がバイクは間違いなく売れます。
クルマの外観を何枚も撮るより、矢沢永吉さん(今尚圧倒的な人気を博す伝説的なロッカー)に「やっちゃえ日産」って言ってもらった方が圧倒的に通じるものがあるわけです。
ナイキに至ってはシューズを撮影する必要すらありません。
ロナウジーニョ(今尚圧倒的な人気を博す伝説的なドリブラー)にループシュートを決めてもらうだけでオジさんサッカー部はみんなナイキの製品を買っちゃうわけです。
そこには気の利いたキャッチコピーも製品として他社を圧倒する優位性すら吹っ飛びます。
それぐらい広告においては写真の誘導力が必要ということです。
それではロッシやロナウジーニョに御出演願えない我々中小企業はどんな写真を用意すればいいのでしょうか?
結局何らかの人物はその商品を使っていて最高に幸せだ!という写真がゴールの近道だと思います。
お客様(役を演じるモデルさん)が商品の効能を享受している表情なのか、社長さんが商品を夢中になって作っている眼差しなのか、とにかく売りたい商品に関わっている人の熱量を感じる写真が一番です。
そういう意味では住宅も健康食品でもモノ撮りに終始してしまうのがいかに勿体無いことか!
物撮り用のカメラマンから人物撮影に適したカメラマンにチェンジしてみましょう。
写真館から出てこないカメラマンは必要ありません、ブライダルやイベントを撮影してる動けるカメラマンだと良い表情を引き出す経験が豊富かもしれません。
意外と良い写真が撮れることが多いんじゃないでしょうか~。