小学生の体験イベントのコツとは?出張講座や夏休みでも使える!あとで集客に結びく工夫(後編)

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前回に引き続き

「小学生の体験イベントのコツとは?

出張講座や夏休みでも使える!あとで集客に結びく工夫」

というテーマでお話します。


小学生の体験イベントのコツとは?出張講座や夏休みでも使える!あとで集客に結びく工夫(前編)

頭より五感で覚えてもらう

 

ここからは実際の体験についてですが、

先ほどもご説明しました通り大抵の人は

こちらの話をほとんど聞いていません。

 

そのため知識をいくら詰め込んでも、あるいはデータを渡しても恐らく

全く理解されません。

子どもさんに限らず引率の先生方もほとんど覚えてらっしゃいません。

 

私の経験上、本当にただ喋っているだけでは効果がないです。

なので言葉でダメなら後で感想を思い出してもらいやすいように

五感に伝えるしかないです。

 

だからこそ体験にウエイトを割く必要があります。

 

例えば目で見る、頭で理解する以外にも耳で聞いて

もらったり触ってもらったり

 

そうすると後で「あれってこんな感じだったよね」

と言ってもらうことができます。

そして説明や体験を詰め込みすぎないことも重要です。

 

 

一つ何か体験してもらったら

それぞれコメントをもらう、

フィードバックをしてもらう。

 

そのフィードバックに基づいてこちらからコメントを返す。

 

 

そういう場面は自分で思うよりも沢山作った方が良いです。

 

 

特に時間がないからといって

最後の振り替えりの部分を端折るのは1番NGです。

 

 

何よりも最後の振り返りありきです。

そういった時間設定を意識しつつイベントの計画を

立てていただくのが何より大事です。

 

 

そして大人の引率の方がいると、

子どもさん達は基本的に肯定的な意見しか言わない

です。

 

 

揃いも揃って良いことしか言わない。

なので子どもさんのリアクションを恐れる必要はありません。

 

 

例えイベント体験の内容がイマイチであっても「楽しかった」とか

「参考になった」とか言ってくれると思います。

 

 

だからこそ敢えてフィードバックでそういう発言をしてもらい、

その感覚を持ったまま帰ってもらうということが

非常に重要です。

 

夏休みの小学生にも使えるイベントフォーマット

 

続いては夏休みイベントを行うケースですが、

具体的にどうすれば良いのか?

 

それを説明するために、フェイズを以下の4つに分けます。

・現在のお話をするフェイズ

・過去のお話をするフェイズ

・未来のお話をするフェイズ

・感想を言ってもらうフェイズ

まずは現在の状況。

例えば自社の商品であったり、今の小学生の方が使っているような商品・

サービスだったりはこんな風に使われていますというような話題がある

と思います。

 

加えて五感を使うなら色々なパターンがあると思いますが、

「こんな音の違いがあるよ」とか

「こういう匂いがするよ」

というような形での

ご説明をしていただくことができると思います。

 

 

そして過去のフェイズ。

「今は21世紀だからこんな風に商品をお届けできますよ」というように、

過去現在比較してもらうようなフェイズとなっています。

 

最近の子ども達にとっては今が当たり前のことでも、

実際にはみんなが思うイメージよりもこんなに進んでいるんだと

昔のことを知ってもらう。

 

できればここでも五感を使ってもらって、例えば温度差だったり手作業の大変さ、

重さ硬さなど色々と味わってもらって意見を持ってもらう。

そして意見のフィードバックをやっていくことが

かなり有効です。

 

それから未来に向けて。

やはり子どもさんと未来の話をするのであれば、

できるだけ明るいイメージを持っていただきたいところです。

なので話題としては明るさを伴うようなプレゼンテーション。

例えば

「きっとこの商品は未来でこういう進歩を遂げています」とか

「こういう多様性のある商品を用意しています」

「世界進出に向けてこういう風に進んでいます」など

色々あると思います。

あるいはカラフルなものであったり小さなグッズなどを使ってそれぞれの

未来を予想してもらう。

そういう風に手を動かしてもらったり、明るさを感じてもらいながら

フィードバックしてもらう。

そういう流れで進めていくと非常にスムーズですし時間の計算もしやすい。

更にフィードバックが多めに取りやすいこともあって子どもさん達にも

体験したという実感を持ってもらいやすい。

そういう形の構成になっています。

 

小学校のイベントから集客に結びつけるポイントとは

 

ここまではイベントの進め方のお話でしたが、

では実際に商業的に使うにはどうすればいいか?

 

ポイントとしては、まず子どもさん達は

体験したことを少ししたら忘れています。

先生方でさえ忘れているので、レポートを渡してあげてください。

 

事前にレポートを用意しておくと良いです。

その日に使える振り返りであったり、

後で授業で使えそうな内容。

それを先に書いておき、当日にお渡しする。

できたら紙面の一部、なんなら裏面まで全て使っても構いません。

別の用紙をつけても問題ありません。

 

環境や地域への貢献は

好意的な評価

結びつきやすいポイントですので、

そういったことを積極的にアピールするのは効果的だと思います。

ただしあまりにも露骨に広告のように商品情報を並べたりすると

あまり印象は良くないので、そうならないようには注意が必要です。

 

他にはニュースレターに掲載するというのもあります。

 

小学生の皆さんと交流しました。

こんなイベントをしましたというような内容

自社発行のニュースレター等で取り上げることで、

自社を知っていただく、身近に感じていただく良い機会になると思います。

 

そしてもう一つはプレスリリース。

メディアに向けてこういうイベントをやりましたとアピールする。

ホームページで記者の方に来ていただきましたとアピールするのも良いと思います。

 

特に地方とかだと、小学生さんとの交流イベント

地元ニュースオープニングとかに使って

もらいやすいので、取材に来ていただける可能性も

決して低くはないです。

 

このように、様々な角度からアピールできる

プレスリリース価値は今後も上がっていくと思うので、

是非ご活用していただければと思います。

 


動画版:小学生の体験イベントのコツとは?出張講座や夏休みでも使える!あとで集客に結びく工夫

今回のお話はこれで以上となります。

ご参考になりましたら幸いです。

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