これからの日本社会、売上が足りない、お客さんがいないと嘆いている場合ではありません。
それ以前の問題として、日本語が話せる労働力が全く足りてません。
優秀な社員が来ない!なんてレベルの話ではありません。
とにかく日本列島に二本足で歩く人類が足りてないのです。
そういう日本をなんとかしたいという思いもあり、短時間勤務のスタッフを集め、広告・動画・ウェブなどのデザイン作成や運営の会社を作ったんですが
またそれは別の話として・・・・。
足りない労働力は少なくとも求人で補わないといけません。
てな訳でみんなこぞって厳しい求人争いを繰り広げてるのですが、当然僕のところにも求人の相談はよくきます。
で、手前味噌で申し訳ないのですが、僕が求人のアドバイスをさせていただいた場合、大抵アドバイス前に比べて10倍前後に応募が増えることが多いです。
一人、二人がようやくくる。って状態から10~20人が会社に来る的な。
凄くないですか?
みんなもっと僕のこと褒めてもいいと思うんだけどなw
もちろん求人も集客の一貫と割り切ってシステム変更してるってのもありますが、一番のコツはチラシの活用です。
「え!チラシなんかで求人できるの?」
と驚かれた方も少なくないと思います。
老人しか読まないというイメージのある新聞。
それも暇な人しか読まないって感じの求人チラシ。
あれをみて20歳女子が普通に応募に来ています。
マジかよ!って?
これは嘘じゃないって請負えます。
だってこのパターンで当社も20人以上採用してるんですから。
当社でいうとショート動画職人は24歳女子。
~この人のセンスはお客様からの絶大な支持があります~
Webデザイナーも20歳女子。
~みんなが苦手なコーディングをスイスイやってくれてます。~
ニュースレターなどの広告ツールデザインは23歳女子。
~エースで四番。コピーライターとして僕に敗北感を与えてます~
みんな折込チラシを見て当社に来てます。
一見理屈に合わないこの現象が今回のテーマです。
実際問題彼女たちは新聞なんて読んでません。
なのになぜ新聞折込チラシに反応するのか?というか反応できるのか?
不思議ですよね~。
現実に起きてることはこうです。
若い女性に限らず求職者は潜在的には少なくありません。
実際は労働市場に見えてこなくても「条件が合えば働きたい」と消極的に職探しをしてる人はまだまだ多いものです。
そして求職活動は大抵両親と共有しながら行われます。
両親は当然祖父母にも話します。
そこで爺ちゃん日曜恒例のチラシチェックで求人チラシを発見します。
可愛い孫に仕事先を紹介できて爺ちゃんの株も急上昇。
こういう家庭は意外と多いんです。
(お手柄は爺ちゃんではなくお母さんというパターンも多いです)
このように広告の効果予測は読者層や配布地域の所得層などがアテにならないケースが急速に増えています。
現実に畳の張替え案内のポスティングでも、畳が存在しない賃貸ハイツに投函ところ、畳のあるご実家をご紹介いただくというケースは何も珍しい現象ではありません。
広告出稿は実証科学。
まずは小さくテストしてみると意外なところから反応が上がると言えます。