本当はチラシはヒットしてはいけない。集めすぎると起きる悲惨な現実。

チラシで当たる人当たらない人

チラシをヒットさせたい!

集客でしっかり儲けたい!

誰もがそう思うかと思います。

「チラシで儲けたい人?」

と聞くとほぼ全員が手をあげるかと思います。

しかしヒットし過ぎると経営上大きなダメージを受けてしまうというのが今回のテーマです。

「え!売上あがるのにダメージ?どういうこと?」

と、思われそうですが、これは実際によくある話なのです。

そもそも多くの会社の場合、受注が2倍3倍になったケースの準備はできていません。

特にローカルビジネスでお客様と相対する業務の場合、人的リソースが事業拡大に向けて準備をしていない会社がほとんどではないでしょうか。

そこに広告で大量の注文を集めてしまうと、そもそも受注がこなせないという事態が待っています。

いつもより待たされる事で馴染みのお客さんが違和感をもち、場合によっては離れていきます。

大量の受注を裁くためにサービスクオリティが低下し仕事が雑になることにより、せっかく獲得した新規顧客からクレームが届くことになり、その対応にリソースが割かれる悪循環になります。

結果会社が荒れてしまい「こんな会社二度と注文するか」とリピート率が激減します。

このように単純に忙しくするだけでは業績が傾いてしまうのです。

しかも、現実の問題はこれだけではありません。

集客力を必要以上に使いすぎてしまうと、実際は来年·再来年にご注文される予定のお客様も今集めてしまいます。

つまり大ヒット広告を出した後はあらゆる反応が低下し、場合によっては赤字を迎える局面が待っています。

そして忙しすぎた反動で従業員も疲弊してしまい、場合によっては退職されてしまいます。

広告って身の丈以上にヒットされるとダメージか与えないのです。

だからこそ、チラシの寿命は長く、初速は遅く、じわじわ当たるタイプを作りこまざるを得ないんです。

単純に広告を当てるだけなら本当は簡単です。

来客をコントロールできる広告作りもプランしていかないと難しい時代になりましたよね。

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